約10年前、林野庁の補助事業を活用した大規模ペレットプラント創設が隆盛を極めた時期がありました。ペレット普及のためには必要な時期ではありました。
現在、大規模な補助事業は無くなりましたが、ペレットの必要性を感じている一般市民の方は増え続けています。しかし大規模な投資は私達には出来ません。
そこでお奨めなのが、小型ペレット成形機を軸とし、小さな地域内で不要な木質資源を活用する小規模ペレットプラントです。地域興しを真剣に考える皆さまのご尽力により、全国各地に拡がりをみせています。
活用例
・里山整備に付随する木質資源
・街路樹の剪定枝
・製材工場から出るオガ粉
ペレットは専用の燃焼機器が必要です。ペレット生産量=ペレット消費量となることが理想です。以前は高価な燃焼機器が大多数でしたし、ペレット消費は冬場に偏る弱点がありました。
現在は良心的な国産メーカーの躍進もあり、小型ペレットボイラーやペレットオーブンの普及により通年を通してペレット消費が可能となっています。
小型ペレット成形機によるペレット生産量 40t/年
小型ペレットボイラーによるペレット消費量 10t/年
ペレットオーブンによるペレット消費量 10t/年
ペレットストーブによるペレット消費量 10t/年
これらの組み合わせによるペレット小規模循環がお奨めです。
消費量・生産量はあくまで目安とお考えください。